子どもに宿る、発想力を育てる。

我が家の長女は小学1年生。

幼稚園年少のころから美術教室に、年長からはいけばな教室に通い始めました。

何かを作るのが大好きな長女を見て、どちらも私が勧めました。

先日、美術教室の先生がこうおっしゃっていました。

子どもの頃図工の授業が好きで、とても楽しかった。

でも美術教室で作品に向き合うと苦しかった。

あとで気づいたんです。

何かを求められている状態で作っていることって苦しいんですね。

だから今、子どもたちが持つ発想力を殺さないために、求めないであげてほしいんです。

ただただ、肯定してあげて、見守ってほしいんです。

現役の作家でもある先生のこの言葉は、非常に重いと思いました。

翌日いけばな教室へ。

いけばな教室は、小学生が集団でお稽古をして先生が回ってきて指導していただくスタイル。

1年生の娘には「うつわの長さの2倍」「1/3に切る」などの表現がまだよくわからないので、私がいつも横にいてアドバイスしています。

通い始めて半年近く経っても、常に受け身で先生が回ってくるまで何もしようとしなかったりしました。

「楽しくなさそうなので辞めさせようかな」とも考えていました。

しかし、半年が過ぎてから徐々に態度が変わり始めました。

私が「ここはこうしたら」とアドバイスすると不機嫌な態度を見せるようになりました。

そして、舌打ちされたのをきっかけに長女に求められるまでまったく口を挟まないようにしました。

というより、頭にきてしまったので勝手にやれば!となりました(笑)

先生の話を聞かず、ノートに花の名前などをメモしたりしている。

…我慢我慢。

生けはじめてすぐに手が止まり、微動だにしない。

…我慢我慢。

そんな中で、突然の全集中を経て長女がほぼ一人で完成させたお花。

お盆をイメージしたお花です。

色や花の散らし方、葉の取り方。

彼女の中にジワジワとストックされていた経験が、満を辞して溢れ出たような感じがしました。

先生も、ひとりで生けたとは思えないと褒めてくださいましたし、私もびっくりしました。

子どもに何かを求めない。

手を貸せるのは、本人が必要としたときだけ。

美術教室の先生のお話は、シンプルだけどとても難しい。

しかし確実に発想力を育てる大切な要素が詰まっていました。

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